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令和4年度_探究特進科通信バックナンバー

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探究特進科通信バックナンバーを、マガジンにまとめています。
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記事一覧

探究特進科クラス通信バックナンバー9

4組の探究活動の様子が、FBC福井放送局から取材を受けました。12/11(日)の朝7:00~7:30にFBCで放送されます「朝だよ!ハピネスふくい」にて、その取材の様子が放送されます。ぜひ、ご覧ください。 ※リンクより放送のアーカイブが見れます。(19:40辺りからが特集です)

探究特進科クラス通信バックナンバー8-2

探究活動~テーマ決定・ラウンドテーブル~-2 その後、一人ずつその生徒のテーマについて、グループメンバー全員で意見を出し合います。疑問点やこういう視点もあるよ、というアイディア、こうするといいんじゃない、という助言などをホワイトボードに書き出しました。 4組の生徒たちは、お互いのテーマについての意見交換をクラス内で何度も行ってきましたので、他のメンバーへの意見出しの時には、これまでの経験を生かして、様々な視点から意見や疑問を出し、積極的に発言してくれました。 生徒たちは

探究特進科クラス通信バックナンバー8-1

探究活動~テーマ決定・ラウンドテーブル~ 2学期から始まった個人探究のテーマ設定に向けた活動を経て、25人全員のテーマが決定しました。 2か月以上をかけて、担任・副担任や探究学習コーディネーターの永野さんと個別面談を重ね、テーマ設定に向けて思考の整理をしました。そして、11/8に、福井県立大学教授の方々や、県教委や勝山市の指導主事の先生方をアドバイザーとしてお招きし、ラウンドテーブルを行いました。 そこでは、1年生全員が類似するテーマごとに14のグループに分かれ、各自が

探究特進科クラス通信バックナンバー7-2

どんな授業をしているの? 続いて、作成した探究マップについて、グループ発表を行いました。 全員同じ文章を読んでいますが、そこから引き出される問い・答え・根拠は必ずしも同じにはなりません。他のグループの発表を聞きながら、自分たちの読み取りや着眼点の妥当性について考えることになります。参考として教員が作った探究マップも示しました。 最後に、授業のまとめとして、作成した探究マップをもとに、本文の要約を書きました。本文の問い・答え・根拠が可視化された探究マップは、要約を書く時の参

探究特進科クラス通信バックナンバー7-1

どんな授業をしているの? 今回は、国語における探究的な学習の一例として、「探究マップ」を使った授業を紹介します。 「探究マップ」は中央大学付属杉並高校の教員が考案したもので、文章を支える論理構造を可視化するためのツールです。論理構造を可視化することで、論点が明確になり、話し合い活動が活性化する効果が期待されます。また、論点を明確にするためには、文章をしっかり読み込む必要があるため、主体的に文章と向き合うことも期待されます。 この授業では、山極寿一「感情暴走社会の由来」を

探究特進科クラス通信バックナンバー6

探究活動~テーマ設定始まる~ 1学期は、探究の基礎を学び、遠足でそれを実践しました。 2学期からは、いよいよ個人探究のテーマ設定に入りました。探究のサイクルは、1学期で学んだ通り、「魅力発見⇒課題発見⇒解決策の提案⇒実行・振り返り」です。 まずは、自分が興味を持っていることをたくさん付箋に書き出し、それらを「魅力的か」「こだわれるか」の2つの視点で分類しました。 そして最も「魅力的&こだわれる」ことを1つ選び、それについての魅力を挙げ、その中から1つのキーワードに絞りま

探究特進科クラス通信バックナンバー5-2

これは、子どもの少ない学校が増えてきたことを問題だと感じた政党のワークシートです。同じ現実に対して問題意識を持っていても、なぜそのような問題があると感じたのかは全く異なります。 初めは「自分ごと」として社会問題を捉えることが大切ですが、政策にするためには、公共性を持たせ、より多くの人にメリットがある提案をしなければなりません。 生徒たちは、他のメンバーの多様な考えを受け入れ、意見をすり合わせて政策を考えることに、とても苦労していました。 この政党では、「学校を統合して、

探究特進科クラス通信バックナンバー5-1

どんな授業をしているの?? -1 「公共」の授業を紹介します。「公共」は今年度から新設された科目で、「主権者として社会に参加するために必要な知識を学ぶだけではなく、適切な判断力や様々な社会的課題に対して適切に判断し、解決する力を身につけることを目的とする」(学習指導要領より)科目です。 つまり、現実社会の問題について「自分だったらどう解決するか」を考える力を身に付ける科目だと言えます。これこそ正に探究的な学びです。なぜなら、正解がない問いについて、考え抜いて自分の中での答

探究特進科クラス通信バックナンバー4‐2

遠足(2022/5/17)‐2 午後の活動では 行先である「エンゼルランド」と「いちご狩り」について、魅力を発見するところからスタートしました。 その後、その魅力に関連する課題、あるいはその魅力をさらに良くするために解決すべき課題を見つけます。 そして、その課題を解決するための方法をできるだけたくさん考えました。同じ課題を見つけた他のメンバーと共有すると、いろいろな解決策が見つかりました。 それらの解決策を、実現可能性と実行し易さで分類し、一番実現できそうな案に絞り

探究特進科クラス通信バックナンバー4-1

遠足(2022/5/17)-1 今回の遠足では、探究学習の流れを組み入れ、課題解決の手順を体験しました。 課題解決の手順は、「魅力の発見」→「課題の発見」→「課題解決案の提案」→「現地調査・解決案実効性の可能性」の4つの過程があります。 そのサイクルを取り入れました。 まず、午前中の時間を4組の生徒が企画しました。 「1年生108名を楽しませる」という課題について解決案を話し合い、「鬼ごっこ」と「謎解き」を行うことになりました。 2グループに分かれ、どうすればみんな

探究特進科クラス通信バックナンバー3

授業スタート(2022/4/12) いよいよ高校での授業が本格的にスタートし、この日は総合的な探究の時間(総探)の第1回目を迎えました。 まずは、体育館で全体オリエンテーション。探究学習コーディネーターの永野龍典先生から「探究学習の基本」を学びました。 答えのない問いに対し、考え抜いて確からしいところに行き着くことが探究の目的です。 答えがないので、先生から答えを教えられるのではなく、自ら学び、調べ尽くし、思考し、みんなの力を持ち寄って課題に取り組んでいくことになりま

探究特進科クラス通信バックナンバー2

探究特進科開科式(2022/4/11) 7限目に探究特進科の開科式を行いました。 第1期生しか経験できない貴重な式典です。 校長先生からは、 と励ましのお言葉をいただきました。 代表生徒は、 と決意を述べてくれました。

探究特進科クラス通信バックナンバー1

探究特進科 入学前事前オリエンテーションキャンプ(2022/3/24.25) 24名が参加 1日目、アイスブレイクで緊張をほぐした後は、自分について考えるワーク。「私は〇〇な△△です」という文を10文以上作ろう、という活動を通して、自分ってどんな人間なんだろう、ということを深く考えました。 難しいと言いながらも、なかなか個性的な文が出来てきた生徒も。そのあとは「自分がなりたい人は誰ですか?」という問いから、自分の将来像、目指す姿を考えるワーク。 特に、なぜその人になり