人はどうすれば学びやすいか_3年普通科_K.T
取り組み内容
自主的に行う学習についての調査と学校内で行う学習の調査
また、その結果から考えられる考察と結論
例)
自習に用いる勉強のスタイルや学習法をインターネットや図書を用いて調べ、複数の例から、長所と短所を抜き出し、分類分けして考察する。
校内での学習環境について、学習に適した環境と比較して分析する。
結果
自習について
まず、勉強の第一歩として重要になるものは良くも悪くも「やる気」である。
やる気を持つ方法は、危機感でもいいし焦燥感でもいいから勉強に対して向かう気持ちをなるべく全面に出すことだ。実際に疲れたと「感じた」ときに休もうと「考える」ことで最終的な「行動」になる。
ならば、「感じた」部分が勉強に対する気持ちに置き換われば、考えの方向も自然と変わる。
それが最終的にやる気になるが、正直な所、自主的に勉強をするには心もとない。そのため、私は自主勉強のハードルを下げる工夫として、学習環境の整え方と学習法について探究した。学習に応じて使い分けてほしい。
今後探究するときは教科によって適した学習法を調べることでハードルを下げたいと思う
学校内で行う学習について
授業などでの学習の長所は、教師に学習の進行を委託することで、慢性的な停滞を阻止できることである。ただし、小中学校と違い、取り持ってくれるのはあくまで進行速度であるため、学習の練度や理解度は個人の努力に依存している。
その上、学習内容が多い故にすべてを努力で補うのは困難を極めるため単元の取捨選択が重要である。
また校内の学習環境についてだが、教育の場であるために多彩である。それぞれに適した環境もあるため使い分けたいが、あまり周知されていないのが現状である。
初期の頃、授業の場でできることがないか探ったりもしたが、大人の事情と純粋な労力的理由で現状できることは無いに等しい。できることが多いように錯覚しやすいので、「できることがなかった」という結果としてこのことも記しておく。
結論
少なくとも学校という環境に限っては、授業の進行に合わせて努力と取捨選択を的確に判断することで学習しやすくなるが、その「的確さ」をどのように身につけるか、又は、何を「的確」とするかを理解することが重要である。
自主的に行う学習では、自身が学習しようと考えた理由を常に掲げ続け、苦に感じるまでではなく自分が継続し続けられると考える範囲まで学習することが重要である。
だからこそ、それらの範囲を広げられる工夫も重要なのである。