探究特進科クラス通信バックナンバー5-1
どんな授業をしているの?? -1
「公共」の授業を紹介します。「公共」は今年度から新設された科目で、「主権者として社会に参加するために必要な知識を学ぶだけではなく、適切な判断力や様々な社会的課題に対して適切に判断し、解決する力を身につけることを目的とする」(学習指導要領より)科目です。
つまり、現実社会の問題について「自分だったらどう解決するか」を考える力を身に付ける科目だと言えます。これこそ正に探究的な学びです。なぜなら、正解がない問いについて、考え抜いて自分の中での答えにたどり着く学びだからです。
今月は、この公共と福井新聞社とがコラボレーションし、「楽しい未来のために、何をどう変えれば社会がより良くなるだろう?」と題し、現実社会の問題点と解決策を探究する授業を行いました。
この授業のゴールは、社会の中で問題だと感じていることが共通しているメンバーで「政党」を作り、「参議院議員に立候補し、理想の政策を考える」ことでした。
最後の立会演説会と記者会見の様子は福井新聞に掲載されましたので、ご覧になった保護者の方もたくさんいらっしゃると思います。
この通信では、政策を決定するまでの生徒たちの活動と、振り返りを紹介します。各「政党」が問題だと感じていることは、「少子化」「高齢世帯の増加」「環境問題」「LGBTQ」「(勝山市に)娯楽施設がない」など様々です。