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勝山首都計画_3年普通科_M.T

取り組み内容

まずこの探究にした理由は、第一に私が勝山を愛していることです。私が勝山を愛している理由はずっと生まれ育ってきた故郷だからです。
そして現在勝山市では、どんどん若者が出ていったり、また勝山在住の学生等が勝山で遊ぶのではなく、福井市などの勝山じゃない所で遊ぶ人が多い現状がありとても寂しいと思った為、この探究を始めました。

この探究の目的は勝山が東京のような人で賑わう活気のある場所になり、進んでたくさんの子育て世帯等が住んでくれるような場所にすることです。最終的に広いテーマの中から研究対象を絞り込み、勝山のPRに用いたいと思っています。

探究手法、アプローチはまず勝山の人口減少の原因を調べました。ネットを活用し、なぜ勝山の人口がどんどん減少していくのか調べました。

次に勝山の人口を増やすにはどうすれば良いかを考えました。主に若者を勝山に留め、外部から移住させ、なおかつ今いる高齢者の方々も快適に過ごせる街にするにはどうすれば良いかをネットを活用し、調べました。

次にこの探究のまとめとして、パンフレットを作成しました。勝山の良いところを住んでる人(自分目線)でパンフレットにまとめました。

結果

福井県勝山市を活気があり人の賑わう場所にする為、今の勝山の現状を、転出、出生率、年齢別人口のような人口に関係する観点で調べました。

結果、勝山には転入数(外から勝山に住み着いてくる数)より転出数(勝山から外に出て行く数)の割合のほうが高いと分かった。出生率は勝山市は出生率より死亡率の方が高い事が分かりました。

年齢別人口は18〜22歳時に転出により大きく人口減少し、23歳以降に一度帰っています。しかし3分の1程度しか戻って来ていない。そして、現状では勝山市は60歳以上の方々の割合が多い事が分かりました。

このような現状がある為、本当に取り返しがつかなくなる前に早急な対処が必要だと考えました。まずは転入数を増やすことが必要だと考えました。

なぜ勝山の人口が減少しているのか?

Q1 人口が減ると何が困るのか?

  • 地域コミュニティの衰退

  • 生活関連サービスの縮小

  • 税収減による行政サービスの低下

  • 空き家の増加
    上記のような大きな問題点が生じるため速やかな解決が必要。

Q2 人口減少の解析

  • 自然減は出生率より死亡率の方が高い。

  • 社会増減数は転入率(勝山に移住してくる割合)より転出率(勝山から出ていく割合)の方が高い

  • 人口全体の割合は平成4年以降徐々に減少している。

  • 全国的に合計特殊出生率は下がっている。

  • 勝山市は全国の合計特殊出生率を上回っているが福井県全体よりは下回っている。

  • 18歳〜22歳時に転出により大きく人口減少し、23歳以降にいったん帰って来ている。しかし3分の1程度しか戻ってきていない。18歳〜22歳時には大学や専門学校の就学や就職活動等でいったん出ていっていると考えられる。3分の1程度しか戻ってこないのは勝山と就学先や就職先を比べ、そこに定住してしまっている人が多いからだと考えられる。

若者を取り込み、高齢者がより住みやすくするためには?

Q1 若者の転出を防ぎ、若者を転入させるには?

  • 働く場の創出

  • 就業体験等の充実 

  • 情報発信

  • 働く環境の整備

  • 稼ぐ地域をつくるとともに、安心して働けるようにする

  • 地方とのつながりを築き、地方への新しいひとの流れをつくる

  • 結婚・出産・子育ての希望をかなえる

  • 人が集う、安心して暮らすことができる魅力的な地域をつくる

Q2 高齢者がより快適に住めるようにするためには?

  • 自宅を中心とした近隣に、医療機関や介護を受けられる施設があり、日々の生活を送るうえで交通便がよく買い出しがしやすいこと。

  • 病気やケガをしたときに支えてくれたり、困ったときに相談にのってくれたり、さまざまな支援をしてくれる地域とのつながりがあること。

  • 生活支援・予防 在宅の要介護・要支援世帯向けのサービスや助成、「買い物弱者」対策などetc

  • パンフレットの中身は写真欄に掲載。

感想

まあ、ぱぱっとテーマを決めたせいで、中々難しいテーマになってしまいましたが、走りきれて本当に良かったです。
探究活動での経験を活かして、どんな時でも考え続けたいと思いました。

後輩へ

色々迷ったりすることもあると思うけど、諦めずに考え続けて頑張ってください!
あと僕がこうして良かったと言うものは、範囲を出来るだけ絞ることです。