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雷を操ろう_3年探究特進科_O.M

取り組み内容

雷がどういったところに落ちやすいかについて疑問を持ったので、参考文献で雷の出来方や性質について詳しく調べた。
そして、高さを高くする以外に雷が落ちやすくなる条件を探すため、建物の形に着目した。
三角形と四角形に切った画用紙を準備し、圧電着火装置を用いて雷の落ちやすさがどう変化するのかを実験した。

結果

雷は雲の内部で小さい氷の粒がぶつかり合うことで生じる静電気が、上部にプラスの電気、下部にマイナスの電気と偏る。
そして、雲の中の電気の偏りをなくそうとプラスとマイナスの電気が互いに繰り返しぶつかり合うことで生じた巨大な静電気が地上に放出されることで発生する。
また、雷は湿度が高いところや空気中の分子が少ないところに落ちやすい。

先が尖っている建物と先が平らになっている建物では、高さを同じにした場合、どちらが雷が落ちやすいか調べた。

雷が尖っているものに落ちているイメージが強かったため、多く落ちると予想したが、結果は予想とは反対に平らな方に多く落ちた。
これは上面の幅が広いほうが雷が流れる面積が大きくなり、確率が上がるからだということが分かった。

雷が落ちやすくなる条件は高さだが、形にも落ちやすさに変化があることがわかった。